Orbital Lasers、シードラウンドで9億円調達 宇宙デブリ除去と衛星ライダー事業を強化

株式会社Orbital Lasers(東京都港区、代表取締役:福島忠徳)は、スカパーJSAT株式会社、東京大学協創プラットフォーム(東大IPC)、SMBCベンチャーキャピタルを引受先とするコンバーティブル・エクイティによるシードラウンドで、総額9億円の資金調達を実施したと発表した。(2024年12月11日)

同社は、スカパーJSATからカーブアウトする形で2024年1月に設立され、理化学研究所と共同開発した高出力・小型の宇宙用レーザー技術を基盤に、スペースデブリ除去や衛星ライダー(LIDAR)事業を展開。従来の宇宙用レーザーと比較して約10倍のピークパワーを持つレーザー技術を開発し、将来的には深宇宙探査などの幅広い用途への応用を目指している。

今回の資金調達により、宇宙用レーザー技術の研究開発を加速するとともに、エンジニアの採用を強化し、事業の成長を促進。宇宙産業の発展に貢献し、持続可能な宇宙環境の実現を目指す。

株式会社Orbital Lasers
住所:東京都港区赤坂1-8-1 赤坂インターシティAIR
URL:https://www.orbitallasers.com
設立:2024年1月

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