アリピン、シリーズAで250万米ドル調達 医療DX推進と国際化を目指す

アリピン株式会社(本社:兵庫県神戸市、代表取締役:周翊軒)は、基石創投(Cornerstone Ventures)をリード投資家とするシリーズAラウンドにおいて、総額250万米ドル(約3億7,530万円)を調達したと発表した。(2024年12月10日)

同社は台湾発の医療DXスタートアップであり、クリニック向けのスマート医療技術を提供。今回の調達資金を活用し、日本市場の開拓、製品の研究開発、多様な人材の採用を進める方針を示している。

アリピン株式会社は、医療機関のデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援する「1.Talk(ワン・トーク)」を提供し、クリニックの運営効率向上や患者満足度の向上に取り組んでいる。現在、台湾国内で1,200以上のクリニックに導入されており、患者管理プロセスの最適化を実現している。

日本市場においても、既に20以上のクリニックでの導入が進み、さらに50以上の医療機関が導入を検討中。日本の医療環境に適した機能開発を進め、さらなる市場拡大を目指している。

本ラウンドでは、基石創投(Cornerstone Ventures)がリードし、CDIB Cross Border Innovation Fund II LP(中華開発跨境創新基金)、Cool Japan Fund、AVA Angels、Kyber Capital、Uphill Venturesなどが出資を行った。

企業名:アリピン株式会社(AlleyPin Co.,Ltd)
住所:兵庫県神戸市中央区磯辺通1丁目1番18号 カサベラ国際プラザビル707号室
URL:https://alleypin.com/jp
設立:2024年9月

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