アフリカ農村部の水問題解決に取り組むSunda Technology Globalは、シードラウンドのエクステンションラウンドとして総額1億円の資金調達を実施した。
株式会社Sunda Technology Globalは、2025年4月4日、シードラウンドのエクステンションラウンドとして総額1億円の資金調達を実施したと発表した(発表日:2025年4月4日)。本ラウンドでは、京都キャピタルパートナーズ、栖峰投資ワークス、京信ソーシャルキャピタル、1982インパクトファンドなど複数の機関・個人投資家が参加している。
同社はアフリカの水インフラ維持管理に課題があることに着目し、ウガンダを中心とした地域で、従量課金型の自動水料金回収システム「SUNDAシステム」を開発・提供している。IDタグとモバイルマネーによるプリペイド型の決済機能を備えたこのシステムにより、持続的に安全な水の供給と効率的な料金回収を実現している。
すでにハンドポンプ向けユニットは約300基が設置され、約10万人の住民が利用しているほか、都市部や地方都市で使用される公共水栓向け製品の開発と試験導入も進めている。今後は新たな量産モデルの開発、年間3,000基の製造拠点整備、営業体制の強化、運用費用からの収益化モデルの導入などを通じて、アフリカ全域への展開を目指す。
企業名:株式会社Sunda Technology Global
住所:京都府京都市中京区御池通高倉西入高宮町219番地 サニーフォレストビル4階
URL:https://www.sundaglobal.com/
設立:2020年3月