IoT在庫管理SaaS「SmartMat Cloud」を展開するエスマットは、シリーズCラウンドにおいて、三菱倉庫CVC「MLCベンチャーズ」からの第三者割当増資および静岡銀行・北國銀行からの融資を通じて、約4億円の資金調達を実施した。これにより累計調達額は35億円となった。
株式会社エスマットは、2025年4月10日、シリーズCラウンドにおいて、三菱倉庫株式会社のCVCであるMLCベンチャーズ株式会社からの第三者割当増資および、株式会社静岡銀行・株式会社北國銀行からの融資により、総額約4億円の資金調達を実施したと発表した（発表日：2025年4月10日）。これにより、同社の累計資金調達額は35億円に達した。
エスマットは「モノの流れを超スマートに」をビジョンに掲げ、IoT重量計による在庫管理システム「SmartMat Cloud」を提供している。同サービスは、リアルタイムでの在庫把握や自動発注機能を備え、医療・飲食・製造業など幅広い業界で導入されており、すでに1,200社を超える顧客が利用している。
今回の資金調達により、同社はプロダクト開発体制の強化、採用活動の拡充、広告宣伝などを通じてさらなる成長を目指す。特に、製造業向け機能の拡張に力を入れ、製造現場全体の業務効率化を実現するSaaSプラットフォームへの進化を図る方針である。
企業名：株式会社エスマット（旧：スマートショッピング）
住所：東京都品川区東五反田2丁目9-5 サウスウィング東五反田
URL：https://s-mat.co.jp/
設立：2014年11月