歩容認証技術による診断支援SaMD（プログラム医療機器）を開発するayumoは、プレシリーズAラウンドで大阪大学ベンチャーキャピタルをリード投資家とした出資により1億円の資金調達を実施した。
株式会社ayumoは、2025年4月15日、プレシリーズAラウンドにおいて、大阪大学ベンチャーキャピタル株式会社（OUVC）をリード投資家とする出資による資金調達を実施し、総額1億円を調達したと発表した（発表日：2025年4月15日）。
同社は、国立大学法人大阪大学および国立病院機構との共同研究成果に基づく独自の歩容認証技術をもとに、カメラの前を歩くだけで運動機能の定量評価を可能にする診断支援システム（SaMD）の開発を進めている。現在は、歩行困難の原因となる運動器疾患の早期スクリーニングを支援する医療機器の実用化に向けた薬事申請準備と、事業化に向けたビジネスモデルの検証を進めている。
また、リハビリテーション支援やロコモティブシンドロームの予防といったウェルネス領域への応用も視野に入れており、現在は医療機関や連携企業と共同実証を実施中。今後は国内外への展開と体制強化を進め、「いつまでも自分の足で歩ける健康社会」の実現を目指す。
企業名：株式会社ayumo
住所：大阪府大阪市北区角田町8番47号 阪急グランドビル26階 FUTRWORKS
URL：https://ayumo.ai/
設立：2023年6月