藻類バイオマスを活用した持続可能な産業構築を目指すちとせグループが、第三者割当増資で総額73億円の資金調達を実施。
Chitose Bio Evolution Pte. Ltd.（本社：シンガポール、CEO：藤田朋宏）は、第三者割当増資により総額73億円の資金調達を実施したと発表した。（2025年3月10日）
ちとせグループは、持続可能なバイオ産業の構築を目指し、藻類バイオマスを活用したMATSURIプロジェクトを推進している。今回の資金調達では、三井住友銀行、みずほ銀行、TOPPANホールディングス、日本精工、JAFCO Asia S-8 Fundシリーズ、三井住友信託銀行、Mers Line Pte. Ltd.グループなどが出資し、AI技術を活用した発酵生産やバイオ医薬品の製造プロセス改善などの事業を加速させる。
今回の資金調達により、ちとせグループは100ha規模の藻類生産施設の建設準備を進め、2027年度中のNASDAQ上場を目指す。将来的には、2030年に2,000ha、2050年には1,000万ha規模への拡大を計画し、持続可能なバイオエコノミーの確立に向けた取り組みを強化する方針だ。
企業名：Chitose Bio Evolution Pte. Ltd.
住所：神奈川県川崎市高津区坂戸3-2-1 KSP R&D棟C432
URL：https://chitose-bio.com/jp/
設立：2011年10月