歯科業務DXを支援する東京科学大学発ベンチャーのエミウムが、プレアーリーラウンドで第三者割当増資により約6億円を調達。累計調達額は9億円に。
エミウム株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役:稲田雅彦)は、Beyond Next Ventures、三菱UFJキャピタル、あおぞら企業投資、既存投資家であるDNX Venturesを引受先とする第三者割当増資により、プレアーリーラウンドで約6億円の資金調達を実施したと発表した。(2025年3月26日)
エミウムは、東京科学大学(旧:東京医科歯科大学および東京工業大学)の認定ベンチャーで、歯科技工所と歯科医院向けの業務支援クラウド「エミウム クラウド技工」やCAD設計・デジタル製造サービス「エミウム 技工センター」などを提供している。歯科医療業界のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進し、生産性の向上と人材不足の解消を目指している。
今回の資金調達により、エミウムはAI・FinTechの技術を取り入れたサービス強化や人材採用を進め、「コンパウンドスタートアップ」への進化を図る方針。また、東京科学大学との連携による医工連携技術の研究開発も推進する。
企業名:エミウム株式会社
住所:東京都新宿区新宿1-36-2-3F
URL:https://corp.emium.co.jp
設立:2020年11月