注目の資金調達ニュースまとめ[2025.03.17-03.23]

2025年3月17日から3月23日に発表された資金調達ニュースの中から、注目の5社をピックアップ!

ブルーモ証券株式会社(20億円)

シリーズA/第三者割当増資

米国株資産運用アプリ「ブルーモ」を提供するブルーモ証券が、シリーズAラウンドで第三者割当増資による20億円の資金調達を実施した。初心者にも使いやすいポートフォリオ機能やNISA対応といった機能を備え、若年層を中心とした資産形成の支援を行っている。調達資金は、アプリ機能の拡張およびユーザー基盤拡大に向けたマーケティングに充てられる。

TRENDE株式会社(10.7億円)

第三者割当増資

P2P電力取引プラットフォームを開発・運営するTRENDEが、10.7億円の第三者割当増資を実施した。太陽光発電システム「テラリス」や蓄電池リースなどを展開し、脱炭素社会に向けた次世代エネルギーインフラの構築を目指している。今回の調達資金は、プラットフォームの技術開発と事業拡大に活用される。

NODE X株式会社(6億円)

プレシリーズA/第三者割当増資

分散型IDとゼロトラストアーキテクチャを組み合わせたエッジ向けゼロトラストデータ基盤「NODE X」を開発するNODE X株式会社が、プレシリーズAラウンドで6億円を調達した。調達資金は、技術開発体制の強化と先進的なエッジ領域への導入促進に充てられる。

株式会社アースボート(2.5億円)

第三者割当増資

サウナ付きトレーラーハウス型宿泊施設「Earthboat」を展開するアースボートが、2.5億円の第三者割当増資を実施した。キャンプの自由さとグランピングの快適さを融合した新しい宿泊体験を提供しており、今後の施設展開とブランド強化に向けて資金を活用する。

株式会社Raptors(2億円)

シリーズB/第三者割当増資

アートとテクノロジーを融合したブランド「GAAAT」を運営するRaptorsが、シリーズBラウンドで2億円を調達した。アート作品の制作から販売、体験イベントまでを一貫して手がけ、独自の文化体験を提供している。今回の資金は、コンテンツの拡充と海外展開の足がかりとして使用される。

今週の資金調達ニュースまとめ

今週は、フィンテック、再生可能エネルギー、サイバーセキュリティ、宿泊、アートといった多様な領域で注目すべき資金調達が見られた。ブルーモ証券の大型調達は個人投資市場の活性化を象徴し、TRENDEの動きはエネルギーの地産地消に向けた新たな可能性を示している。いずれの企業も、社会課題に対するユニークなアプローチで存在感を高めており、今後の展開に注目が集まる。

  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!