Letara、シードラウンド 第三者割当増資・新株予約権付社債・融資により総額11.3億円を調達

プラスチックを燃料とする宇宙機用ハイブリッド化学推進機を開発するLetaraが、シードラウンドで第三者割当増資・新株予約権付社債・融資により総額11.3億円の資金調達を実施。

Letara株式会社(本社:北海道札幌市、Co-CEO:平井翔大、Landon Kamps)は、全日空商事株式会社、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)、SMBCベンチャーキャピタル株式会社、豊田合成株式会社、あおぞら企業投資株式会社を引受先とする第三者割当増資および新株予約権付社債の発行、ならびに株式会社三井住友銀行からの融資により、シードラウンドで総額11.3億円の資金調達を実施したと発表した。(2025年3月12日)

Letaraは、宇宙機用の推進機(エンジン)を開発・製造するスタートアップで、燃料にプラスチックを使用するハイブリッド化学推進機を開発している。従来の液体推進機や固体推進機が抱える安全性やコスト面での課題を克服し、高推力を維持しながら安全で安価な推進機を提供することを目指す。同社の技術は、人工衛星や宇宙輸送の分野での応用が期待されている。

今回の資金調達により、Letaraは宇宙実証に向けた開発を加速させる方針。これまでの補助金などを含めた累計調達額は約18億円となり、早期の実用化を目指して技術開発を進める。

企業名:Letara株式会社
住所:北海道札幌市西区発寒9条10丁目2番10号
URL:https://www.letara.space/ja
設立:2020年6月23日

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