ライノフラックス、シードラウンドで2.8億円を調達 バイオエネルギー・炭素回収技術の実証機開発を推進

ライノフラックス株式会社(本社:京都府京都市、代表取締役CEO:間澤敦)は、京都大学イノベーションキャピタル株式会社、Beyond Next Ventures株式会社、グローバル・ブレイン株式会社が運営する株式会社島津製作所のCVCファンドを引受先とする第三者割当増資により、シードラウンドで2億円の資金調達を実施したと発表した。また、環境省、公益財団法人京都産業21、国立大学法人京都大学の補助金事業に採択され、これにより総額2.8億円の調達となった。(2024年10月30日)

同社は、京都大学大学院工学研究科の研究成果を基盤に、湿式ケミカルルーピング技術を活用したバイオエネルギーおよびCO2回収技術を開発。これにより、質の悪い炭素資源から電気エネルギーを高効率で生産し、副産物として高純度のCO2を直接回収することが可能となる。今回の資金調達により、1畳サイズの小規模実証機の開発を進め、2024年12月の完成を目指すとともに、2028年の商用化に向けた研究開発および人材採用を推進する方針だ。

企業名:ライノフラックス株式会社
住所:京都府京都市左京区吉田本町36-1 京都大学 国際科学イノベーション棟西館104号室
URL:https://rhinoflux.com/
設立:2024年4月22日

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