大型トラック向けの自動運転システムを開発するロボトラックは、シードラウンドで第三者割当増資により3億円を調達した。
株式会社ロボトラックは、2025年3月31日、東京大学協創プラットフォーム開発、PKSHAアルゴリズム2号ファンド(PKSHA Technology CapitalとMK Capitalが共同運営)、AIS CAPITALなどを引受先とする第三者割当増資により、総額3億円の資金調達を実施したと発表した(発表日:2025年3月31日)。
同社は、自動運転トラックの研究開発と社会実装を目指すスタートアップであり、前身となるTusimple社にて世界初の完全無人走行に成功した実績を持つ技術者チームと共に、日本市場向けに新たなソリューションの構築を進めている。2025年2月には新東名高速道路の駿河湾沼津SA〜浜松SA間で100kmにわたるレベル4相当の自動運転走行テストに成功している。
今後は東京〜名古屋間(約300km)、さらに東京〜大阪間(約600km)へと実証範囲を拡大し、2026年には完全無人運転の社会実装を目指している。また、物流事業者やインフラ関連企業との連携も強化し、事業拡大および量産体制の整備を進めていく方針を示している。
企業名:株式会社ロボトラック
住所:東京都中央区新川1丁目15番11号 小田中ビル
URL:https://robotruck.jp/
設立:2024年4月