SORA Technology、プレシリーズAラウンド ファーストクローズで第三者割当増資により資金調達を実施(累計6.7億円)

ドローンとAIによる感染症対策事業を展開するSORA Technologyは、プレシリーズAラウンドのファーストクローズで第三者割当増資により資金調達を実施し、累計調達額は6.7億円に達した。

SORA Technology株式会社は、2025年3月にプレシリーズAラウンドのファーストクローズを完了し、ニッセイ・キャピタル、SMBCベンチャーキャピタル、DRONE FUND、Central Japan Seed Fund、Rheos Capital Worksなどを引受先とする第三者割当増資を実施したと発表した(発表日:2025年4月9日)。これにより、累計資金調達額はデットファイナンスを含めて約6.7億円に達した。

同社は、「ドローン×AI」を用いた感染症対策に取り組むスタートアップで、特にアフリカ地域におけるマラリア対策に注力している。感染症予測AIやドローンによる蚊の発生源への自動薬剤散布システム「SORA Malaria Control」を開発し、ガーナやシエラレオネなど6カ国で国際機関・現地政府・大学等と連携した事業を展開している。

また、気候変動対策として農業分野のカーボンクレジット創出にも取り組み、日本とアフリカの双方でプロジェクトを実施している。今回の資金は、感染症予測AIの高度化、アフリカでの事業展開強化、国際機関との連携体制の構築、現地オペレーションの拡充などに充てられる。

企業名:SORA Technology株式会社
住所:愛知県名古屋市西区那古野2-14-1 なごのキャンパス
URL:https://sora-technology.com/
設立:2020年6月

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